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入院生活

先の記事で書きましたが、中国で入院生活を送る羽目になってしまいました。

長安では一番大きいという長安医院に5日間、華南地方ではもっとも設備・スタッフが優れていると言う中山大学付属東華医院に19日間、合計24日の入院でした。

初めは怪我をしてとにかく受診しなければという思いで近くにある一番大きな病院ということで長安医院を選びました。このときにシンセンや東莞の病院も考えたのですが、どちらも車で一時間以上かかるので、手近なところを選んだのです。

サイクリング仲間に援助してもらい、救急の申し込みで泌尿器科へ、医者は事故の発生状況を聞き、患部からの出血状況を見て即座に尿道挫傷と診断、入院が必要と言われました。直ぐに必要なのは預け金3000元です。しかし、手持ちはなく、急遽サイクリング仲間に借りることに。電話で借用を依頼して持ってきてもらい、現金が用意できて初めて入院手続きです。それが終わって漸く処置。尿管を挿入するのですが、若い看護婦さんで恥ずかしかった。まず、出血で汚れている患部を消毒を兼ねて拭き清めます。ピンセットで消毒液を浸した脱脂綿をつかみ、患部を拭いてゆきます。きれいになったところで、尿管の挿入です。シリコンゴム製でしょうか、先端から差し込んで行きます。少し入ったところで急に痛みが強くなった。多分傷の部分でしょう。それから先は先端が膀胱に届くまで差し込んで行くのですが、傷口がこすれるからか痛い。膀胱に届いたと思われるところで腹部を押し、尿が袋に届くのを確認します。同時に先端から漏れていないことも。この状態で少し待たされてから、ズボンを穿き病室へ案内されます。今から考えると車(ストレッチャー)に乗せられたほうが好かったのでしょうが、歩いてゆきました。

病室に着いてベッドの上にある入院服に着替えます。ズボンを脱ぐと、足には血がこびり付いています。濡れタオルでふき取り、着替えをして横になりました。
考えるのは「何時退院できるだろうか。」と言うことでした。

その日から直ぐに点滴です。感染予防の抗生物質でしょう。それから、水をたくさん飲むように言われました。膀胱炎の予防らしいです。
その晩はサイクリング仲間の届けてくれた食事を取りました。病院食はまずいのでこれから届けてくれるそうです。ありがたい。

翌、10日から、寝たきりの生活です。ほぼ絶対安静とのことです。
しかし、痛みも無いし、出血もにじんでくる程度なので軽く考え、排便をトイレでしました。
ところが、いきむことが傷口に影響するのでしょう、出血してしまった。
それで、11日からはベッド上です。病院の介護人に世話になりました。
毎朝、尿の袋の交換と患部の消毒に看護婦さんが来ます。尿管が差し込まれているので、その周辺とシリコン製の尿管を消毒液で拭き清めて行きます。また、尿管に消毒液を点滴で入れ、膀胱内の消毒も行います。その後、尿の袋を交換。
10日から入院時のルーチン検査をします。血液検査、心電図、胸部エックス線、腕のエックス線、腹部超音波検査。腕は打撲で痛みがあるので念のために依頼しました。
血液検査(採血)はベッドの上でしたが、心電図と胸部エックス線は、看護人と共に病室から検査室まで歩いて行きます。検査が終わり、戻ってきたら、出血が見られました。
腕のエックス線と腹部超音波検査はストレッチャーを依頼して載せてもらいました。ストレッチャーに載せられて病院内を移動すると、見えるのは天井だけ、また、移動中にホールを横切ると、待っている多くの患者さんや付き添いの人たちの好奇に満ちた視線を感じます。
午前中、会社からNg経理、張さん、鳥羽さんなど来てくれます。入院費用の追加預け金や、先生との話などしてもらいました。
点滴、午前、午後、夜。

長安病院は長安では一番大きな病院ですが、病室の清潔感やシーツ・ベッドの清潔感などは望むべくもありません。会社の人の勧めで、保険エージェントを使い、香港の病院へ転院出来ないか当たってもらうことにしました。
しかし、医者の話では出血が続いている間は動かすと傷が広がりよくないと言われ、安定するまで待つことに。

11日 少なくなっていますが、相変わらず出血します。点滴を午前2本、午後1本。
日中の付き添いに事務所から、女子事務員に来てもらいました。寝たきり(特に点滴中は)なので、尿の袋の管理(一杯になったら中身を計量して捨てる)や水などの飲み物を取ってもらうなど、雑用係です。申し訳ないが、世話になりました。
昼食は悠遊食館から届けてもらいました。果物を差し入れてくれます。ありがたい。
午後には高潔(事務所の女性技術者)が果物を持ってきてくれた。
パスポートの滞在期間制限が13日と迫っているので、延長申請を会社からしてもらうことにしました。必要な診断書を書いてもらいました。
夜になって、排便はベッドの上で、看護人を呼んで手伝ってもらいます。

12日 出血は更に少なくなりました。点滴、午前2本、午後1本。
昼食・夕食は遊子が会社から持ってきてくれます。食べきれないほどですが、回復のためにはたくさん食べたほうがよいらしい。
午後、取引先の徳重氏、Micheal氏、李氏が差し入れ。
JALカード付帯の旅行保険のエージェントと打ち合わせたが、対応がいまひとつなので、取引先から紹介されたWellBeさんに依頼することに決定。会員になることで、転院から保険請求、病院の支払い立替までやってもらえる。
症状が安定したら、移動することで依頼した。
排便はベッドの上で。

13日 点滴 午前2本、午後1本。今日も遊子が食事を持ってきてくれます。
出血も殆ど無くなり、いよいよ転院を望む気持ちが強くなります。トイレで排便しましたが、初日のような出血はありません。

WellBeさんで探してもらいましたが、香港の病院はインフルエンザの流行でベッドが空いておらず、東莞の東華医院に決まりました。華南地区ではもっとも優れた病院との説明に期待します。

14日 点滴午前2本
東華病院の救急車が迎えに来ます。保険エージェントの担当者が長安医院の退院手続きを取ってくれます。支払いは、預け金から清算。2300元あまり。
救急車は生まれて初めてでした。高速道路でおよそ1時間程度、会社の人にも付き添ってもらいました。

東華医院の救急外来で入院手続きです。今度は個室に入ることが出来ました。病室は広く清潔でとても快適です。昼食は会社の人が外部から買ってきてくれました。
夕食は病院の食堂から注文を聞きに来ます。夕食と翌日の朝食を注文しました。現金で支払いです。21元。
この日は点滴も検査も無く、きれいなベッドに寝ることが出来ました。24時間介護をしてくれる人が専門につきます。(有料です)
依頼しましたが、夜にはいびきがうるさくてかえって眠れず、翌日からお引取り願うことにしました。

15日 入院時検査として採血など長安病院と同じように行われます。採血はベッドの上で行い、其の他の検査は出血が完全に無くなってからと言われました。午前中、点滴を2本。午後、3本。

16日 点滴、5本。出血がまだあるので、止血の注射を腰に。
この日はシーツ交換をしてもらいました。病院服は毎日交換してくれます。シャワーを使って服を着替えるとそれだけでも回復が早くなるように思います。

17日 点滴、5本。東華医院では食事の注文を病室に聞きに来て、届けてくれます。毎回注文時に現金払いですが、味もよいので満足です。後では飽きてしまいましたが・・・
夜、排便・シャワーを使った後、尿に血液が混じり、紅くなりました。

18日 点滴、5本。毎日検温があります。朝には尿の血液も無くなり、正常に戻りました。

19日 点滴、3本。今日から三本に減った。点滴をしている間はベッドに寝たきりで、5本もあると時間がかかり、退屈してしまいます。シーツ交換。
夜、会社から電話を使ったLANカードを持ってきてもらい、ネットへの接続が出来るようになる。以前はブルーツースを使って携帯電話で接続できたのだが、入院中に電話をリセットしなければならなくなり接続できなくなってしまった。これからはメールのチェックが出来る。

20日 点滴3本

21日 点滴3本

22日 点滴3本

23日 点滴3本

24日 点滴3本

25日 点滴3本

26日 点滴3本

27日 点滴1本、今日から点滴は一本だけに。

28日 点滴1本

29日 朝、回診で先生が尿管を抜く。差し込まれるときは非常に痛かったが、抜くときも痛みがある。点滴1本。
尿管が無くなり、ぶら下げていた袋が取れ、漸く外出できるようになった。
自転車仲間が来てくれた。昼は病院服を脱ぎ、私服に着替えて外出し、ピザハットでピザを食べる。病院のレストランの食事に飽きていたので、何とうまいことか!

30日 点滴1本。自転車仲間が来てくれたので一緒に東莞の町を散策。MERIDAの販売店に行き、自転車を見る。

31日 点滴1本

4月1日 点滴1本

4月2日 退院。朝、回診で退院を許可される。保険エージェントの人が手続きをしてくれる。この病院の支払いはWellBeさんが立て替えてくれるので現金は必要なし。1万元あまり。19日間なので、一日500元強。
先生に退院後の注意を聞く。
1.運動は激しくなければOK
2.食事は何でもOK
3.2ヵ月後に検査、膀胱内視鏡で傷の治り具合の確認。問題なければOK
4.薬を出す。2週間分。漢方薬と西洋薬、炎症防止と感染防止。毎食後、一日3回の服用。
5.お酒は2ヶ月間禁止。
6.セックスは1ヵ月半禁止。

後の二項目が辛い。

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